オレと息子と物欲

なんか、前にも同じようなことを書いたと思いますが、また、物欲の話です。

海外住みになって、あれが欲しい、これが欲しいといういわゆる物欲は減退しました（と思う）。（そもそも、物欲とは、欲しいと思うところまでを指すのか、買ってしまうところまでを指すのか、どちらなのでしょう？）

思ったとしても、当地ではそのもの自体が手に入らないので手に入れようがありません。ならば、思うだけ無駄という境地に達しました（ということは、つまり、買えないから減退したと思っているわけですね。ならば、買ってしまうところまでを物欲と呼んでいいのかもしれません）。

しかし、奥さんも息子もいまだにあれこれ欲しい欲しいと言っています。奥さんはおもに服飾関係、息子は遊具。こういったものは、ここでもある程度のものが手に入るので、二人は買うことができます。相当悩むようですが、結局買っています。

わたしは買えない、二人は買っているという不公平感がわが家に漂っています。

それで、ふん、オレは物欲なんてないんだもんね！と若干ふてくされて、達観したように振る舞っています。

ただ、これからも引っ越しが多くなる業種ですし、持ち運べないものはもう持たないようにすべきだと思っています。ですから、この辺と気持ちとの兼ね合いで、何を買って、何を買わないかを慎重に選択しています。

あとは長期的な目標というか、目的を作って、それまではがまんするという対処方法をあみだしました。なんでも来年、黒いMBAが出るようなので、よし，それを買う！と決め、物欲を押さえ込んでいる今日この頃です。