from Green Island

ノージャンルなコラムです。そのときに思いついたことを書いています。随時,加筆修正していきます。

「住めば都」という格言

「住めば都」ということばがある。これまではどんなところでもしばらくそこでがんばれば,居心地が良くなるさと解釈していた。

特に「住む」という語が住居を連想させ,ちょっとした不満があった部屋でもそのうち気に入るだろうと自己納得するために使っていた。

引越し歴は6回で,ま,ちょっと多いほうかもしれない。

昨日,今年度いっぱいで移動することが決まった。とたん,次はどこに住もうかと考えたときにこの「住めば都」ということばが浮かび違和感を持った。なんかこのことばちょっと違うんじゃないかなと。

今の職場に来て2年が過ぎる。ここでの任務は3年ということである。名残惜しいという感情が芽生えたが,ちょっとした閉塞感も感じていた。いいタイミングでの移動である。

つまり「住めば都」っていうことばは「人というものはどこにいても,慣れてしまい,そこに満足してしまうもので,成長が望めないよ,ただちに移動しなさい」という意味なのではないだろうかと考えるようになった。

まだ,少し先の話だが移動の準備を始めよう。