読書ライフ

海外転勤のために，うちにあった本をどうにかしなきゃならなかったのは昨年末のこと。ScanSnapを後輩に借りて，自宅・実家の本を根こそぎ電子化しました。

しかし，実家の本は遅々として進まず。ま，友だちが遊びに来たり姪っ子たちが大暴れしたりと，原因は色々あったんですが･･･。

自宅の本はほとんど研究書だったんで，電子化することには抵抗はありませんでした。研究のことを考えるときはたいていPC前にいることが多いからです。

次にこれをどうやって読むかを考えました。手もとにはNexus7があったので，ひとまずこれで読もうかと。結果，自炊したものはNexus7が一番よかったです。kindleも持ってたんですが，Nexus7のほうが読みやすいというか，あまり加工する必要がなかった点で良かったです。

kindleはもっぱら電子書籍用になりました。ま，これが本来の機能ですし，海外生活でもたいていの本がこれで買って読めるようになりました。

以前中国に住んでいた頃は，活字欠乏症と自ら名付けるほど，日本語に飢えた時期がありました。帰国する旅に登山用のリュックいっぱいに本を詰め込み，むりやり持ち帰っていたものです。

その頃に比べると格段の進歩です。紙の本じゃないと･･･，なんて思うときもありましたが，わたしはもう電子書籍でいいです。

ひとつだけ懸念があると，すると親父の本棚を息子に見せてやれないことくらいです。