from Green Island

ノージャンルなコラムです。そのときに思いついたことを書いています。随時,加筆修正していきます。

愛着って?

僕はものに愛着を感じたいです。ものもちは良いほうだと思います。特に革製品の経年変化は大好きです。ですから,手帳と財布は革のものを使って,その色の変化を楽しんでいます。デジカメのケースも革製のものにしてみました。

 

しかし,PCにはまったく愛着を感じられません。買ったその瞬間だけ満足し,それからは買う前にさんざん悩んだもうひとつ(多くの場合二択までは絞っている)のほうに目移りしてしまいます。ああ,あっちのにしておけば良かったなとか,え?もう新機種が出るの?とかさんざん後悔しつつ,自分の選択は間違っていない,正しいと言い聞かせます。

 

今,メインのPCはMBA13です。これはさんざん11インチと悩みました。悩んで悩んで悩みまくって,13インチにしました。メモリは8ギガ積んで,自分の作業では何不自由なく機能しています。しかし,持ち運んでいるうちに重くて11インチにすれば良かったなと思うようになりました。

 

しかし,自分ではわかっています。11インチにしたら「ああ,画面狭いな。13インチにしておけば良かったなぁ」と思うに決まっています。そんな奴なんです。ですから,たっぷり愛情をそそぎ,自分を正当化していきます。

 

たいていそういうときです。落とします。角が凹みます。一気に愛着が失われていきます。革製品だったら傷も愛せますが,PCは気分も凹みます。

 

なんで今日はこんな話を書いているかというと,今朝,愛機NEXUS7を落としたからです。画面の角を欠いてしまいました。今はテープで補強していますが,もうすっかり気分は落ち込んでいます。PSvitaもインド出張の飛行機のなかで床に落とし,角を凹ませてしまいました。気になって仕方がないんです。

 

こういったモバイル機器の凹み,傷を愛せる男になりたい。目下,これが僕の目標となりました。